IUK NEWS

2024.03.15

福祉社会学部

社会福祉学科の高橋教授、『オンリーワンの福祉計画』刊行

社会福祉学科の高橋信行教授(地域福祉論)がこのほど、『オンリーワンの福祉計画』(ラグーナ出版)を刊行しました。人口減少時代の福祉計画づくりを実りあるものとするために、専門家任せにせず自治体・住民が主体的につくる福祉計画のあり方を、多様な現場でプランニングに携わってきた同教授が、豊富な経験を基に探る内容となっています。

地域福祉計画や介護保険事業計画、障害福祉計画ほか、行政に課せられている複数の福祉計画づくり。福祉のニーズが多様化する昨今、適切で的確な福祉計画の重要性は高まっています。その一方で、国からの自治体への要請も複雑化しつつあり、人口減少等に伴い担い手が不足する自治体では計画づくりに手をかけられず外部委託せざるをえないケースも増えています。高橋教授は、「大事なことはその自治体の状況に見合った、自治体の身の丈に合った計画をつくることではないか」と述べています。