福祉社会学研究科

21世紀型福祉社会の専門リーダーを養成

福祉社会学研究科は、広い視点から福祉社会の構築に寄与できるリーダーを養成しています。社会人を多く受け入れるために昼夜開講制を採用しています。博士前期課程(修士課程)では、社会福祉学や社会保障制度に関する理論的研究とともに、保健医療・福祉・介護・保育における問題点の解明と援助・支援についての研究を推進します。さらには、教員と大学院生が協同で調査研究を行うことで体験的に学ぶフィールドワーク実習も行われています。博士後期課程では、多様な専門的背景や現場経験のある人材を受け入れ、高度な研究能力を持つ優秀な人材の養成に努めるとともに、地域で活躍する有能な人材を養成します。

カリキュラム

STUDENT’S VOICE

いつまでも、学び続けていきたい

福祉社会学研究科 社会福祉学専攻 博士前期課程( 修士課程) 2 年
田島 裕太さん( 日本福祉大学出身)

障害者基幹相談支援センターで相談支援専門員としての勤務経験を通じて、ネットワーク構築、地域課題の抽出、社会資源の開発や改良に取り組んでいました。障害福祉の社会資源改良・開発について相談支援専門員が果たす役割を研究したいと考え、大学院に進学しました。相談支援専門員は個別ケースの相談だけでなく、地域課題の抽出やネットワーク構築、社会資源改良・開発など、幅広い役割を果たしています。この研究は障害者福祉の向上に向けた貴重な情報源になると考えており、障害福祉の向上に寄与するため、自身の学びを当事者及び障害福祉に関わる支援者に還元したいと思っています。