経済学科

教員としてのスキルや知識はもちろん、
幅広い経験も学生時代に手に入れたい。

私は将来、中学校で社会科を教える教員になりたいと思っているので、「社会科教育法」や「地理歴史科教育法」などの科目に特に力を入れて取り組み、教員免許取得を目指しています。他にも、環境問題について学ぶ中で「これから先、社会科教員として長く考え続けないといけない」といった新たな課題も見つかりました。休日にはドライブがてら資料館や遺跡を巡るなど、学生生活のすべてを将来のために使いたいと思っています。

学び続けて変化・成長したこと

ゼミのフィールドワークで現地に赴いて実際に人から話を聞くことで、新しい視点や広い視野を持てるようになりました。本当の意味での「現状」というものは、教科書だけではわからないもの。自分で見聞きすることが大切だと気づきました。

経済学科で学ぶこと

国際経済においても日本経済においても貧富の格差が広がっている現代で、経済を学ぶということは単に「お金の動きを学ぶこと」だけではありません。資本主義経済の仕組みを理解することをベースに、貧困を生み出すというデメリットを学び、その問題解決のためには何が必要なのかまでを考える。経済の歴史と実態を知ると同時に、さまざまな事象の相互関係までを体系的に学んでいきます。

学びのポイント

経済のメカニズムを理解した上で、それらの知識を実践に応用することがより深い学びにつながります。学内の講義では「日本経済」「金融・国際経済」に観点を絞って現代社会の情勢を学びながら、学外の学びの場として地域活性化に取り組むプログラムも用意。地域の人々と関わり合いながらさまざまな知見・経験を積み重ねた後は、集大成として卒業論文にチャレンジします。

CLOSE UP クローズアップ授業

日本経済論 Ⅰ

マクロ経済学などを学ぶ上で、日本経済の全体像を理解しておくことは不可欠です。戦後から現在に至るまで日本経済がどのように形成されてきたのかを学ぶと共に、今の日本経済が抱える問題点を考察する力を身につけていきます。

鹿児島経済論

幕末から明治維新にかけて、日本の近代化の中心的役割を果たした鹿児島。
しかしその後、中央依存体質の中で、経済も財政も長い間低迷を余儀なくされていきます。その歴史的経緯や構造的本質を踏まえつつ、これからの鹿児島経済の持続的発展のあり方を考えます。