社会福祉のさまざまな分野を学び、
人の心に寄り添える人材になりたい。
私は高校時代に介護福祉士の国家資格を取得したことで、福祉をもっと幅広く学びたいと思いました。これまで学んできた中で得た気づきとして、「本当に困っている人ほど、自分からは声をあげにくい」ということがあります。そういった場合でも人に寄り添い、何気ない会話にも耳を傾けることで、心の声を聴けるかもしれない。そういった人になれるように、社会福祉士と精神保健福祉士の資格取得を目指して日々励んでいます。
学び続けて変化・成長したこと
福祉に関する知識はもちろんですが、誰かを支援するにあたっての考え方や向き合い方が身についたと思います。例えば、できないことよりもできることに目を向けること。自身の強みに気づかせてあげることも大切だと思います。
社会福祉学科で学ぶこと
教室で知識や理論を学ぶ「講義」、知識を活かして模擬体験で技術を磨く「演習」、各分野の現場で実践力を養う「実習」の3ステップで学んでいきます。社会福祉全般にわたる幅広い専門知識と高度な技術を習得することで、「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」といった国家試験受験資格、「特別支援学校教諭」「高等学校教諭(福祉・公民)」「中学校教諭(社会)」の教員免許の取得を目指す教育プログラムです。
学びのポイント
本学科で学ぶ全学生が「社会福祉士国家試験受験資格」を取得することを前提に、「ダブル資格」の取得も可能にしたカリキュラムを用意。精神保健福祉士や介護福祉士、または社会科系の中学・高等学校の教員の中から二つ目の資格を選択し、自分の夢や目標に合わせて意欲的に学ぶことができます。卒業を目指すのではなく、その先にある専門資格取得を目指して学んでください。
CLOSE UP クローズアップ授業
心理学概論
社会福祉士に必要とされる人間理解のための心理学的基礎理論(知覚、学習、記憶、感情、動機づけ、知能、パーソナリティ、ストレス、集団などについて)と心理的支援の実践に役立つ理論や技法(心理療法、心理検査法)を学んでいきます。
医療的ケア
介護福祉士が行えるようになった「喀痰(かくたん)吸引」や「経管栄養」を実践的に学びます。これらの医療的ケアを介護福祉士が行う意味を理解し、チームスタッフと連携して安全に実施できる知識と技術を習得していきます。