合唱部（学友会混声合唱団）「第53回定期演奏会」が２月25日（土）、サンエールかごしま２階講堂で開催され，部員４名が１年間の活動の集大成として臨み、歌声を響かせました。

第１ステージ（心に響く名曲メドレー）ではポピュラーソング，第２ステージ（現在・過去・未来に想いを馳せて）では混声三部合唱を披露。第３ステージ（女声合唱とピアノのための「こだまでしょうか」）では、金子みすゞ（童謡詩人：1903年-1930年）の世界観を表現することに挑戦、合唱と朗読のコラボレーションは来場者に好評でした。

　主将の竹之下芽生さん（経営学科３年）は「少ない人数での練習や準備は苦労も多かったが、４名が一致団結することで合唱部の60年を超える歴史の１ページを刻むことができた。日頃から応援してくださる皆様のおかげ。ご来場の皆様からたくさんの温かいお声掛けをいただき、たいへん嬉しかった。私たちらしい演奏で４年生を送り出すことができた。今後は感動を分かち合える仲間をひとりでも多く増やしたい」と演奏会を振り返りました。

　部長の池田明広さん（企画・国際課）は「演奏会が成り立つのはご来場の皆様あってのことで、たいへんありがたい。コロナ禍にあって制約が多い中でも弱音を吐かず、１年間前向きに取り組んだ部員へ心から拍手を送りたい。４名で演奏会を成し遂げ、合唱部の歴史を繋いだことに自信と誇りを持ち、この経験を今後に役立ててほしい。感動的で最高の演奏会だった」と話しました。

　合唱部は４月から創部63年目に入ります。今後とも一層のご指導・ご支援をお願いいたします。