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地域のつながりが防災力を高める
さつま町で公開講座「共助の防災力向上研修」を開催

2026.07.24
鹿児島国際大学は7月8日、包括連携協定を締結しているさつま町との連携事業として、令和8年度公開講座「共助の防災力向上研修―災害場面における避難支援と地域連携を考える―」を同町役場で開催しました。地区公民館長ら約20人が参加し、地域の防災力向上に向けて実践的に学びました。

講師を務めた本学福祉社会学部の福永宏子准教授は、防災講話で「防災における自治会の役割」をテーマに、日頃からの地域のつながりや互助・共助の重要性、災害発生時に自治会が果たす役割について分かりやすく解説しました。

続いて、避難行動の判断を体験する災害対策会議を想定したロールプレイを実施。参加者は公民館長としての立場を意識しながら、「要支援者をどのように避難させるか」「限られた人員で何を優先すべきか」など、地域の実情を踏まえた活発な意見交換を行いました。最後には各グループが議論の成果を発表し、課題や対応策を共有しました。

講座のまとめでは、自主防災計画をあらかじめ整備し、町と連携した公民館長の役割を明確にしておくこと、そして町・自治会・要支援者などが日頃から顔の見える関係を築き、「互助」のネットワークを育むことが、災害時の迅速な避難支援につながることが確認されました。

参加者からは「地域の役割を改めて考える良い機会になった」「実践的な演習で多くの気づきを得られた」といった声が聞かれ、地域防災への意識を一層高める有意義な公開講座となりました。