経済学部科目『中小企業論』では、鹿児島県中小企業家同友会のご協力により、鹿児島県内で活躍する中小企業の経営者を講師にお招きし、全７回にわたり、講演会を開催しました。

 

一連の講演会は、中小企業の経営者の話を聴くことで、受講生に授業で学んだことについて実感をもってもらうとともに、中小企業に対する関心を深めてもらうことを目的としています。各講演会では、講師のみなさんが予め設定されたテーマに即して思い思いにお話しくださいました。

 

中小企業論は経済学部の3年生以上が対象です。受講生の多くは就職活動を来年に控えた人たちです。経営者の皆さんのお話は、受講生が実施のキャリアを考えるうえで役立つ話ばかり。みんな真剣な眼差しでお話を聴き、熱心にメモを取っていました。授業後の感想文も彼らの関心の高さを感じさせるものがほとんどでした。

 

担当講師の中西准教授は「本学学生のほとんどは地元に就職するため、この講演会を通して地元企業の魅力を深く知ってほしい。今年度の後期開講の『経営史Ⅰ』では、県内の大企業やベンチャー企業を中心に9回にわたり講演会を開催する予定。学生たちには、『中小企業論』と『経営史Ⅰ』での講演会を通してビジネスのことを深く知り、企業の規模に捉われない企業選びができるようになってほしい」と語っています。

 

３　講　　師　　　　※　講演順

　　（１）　（株）エヌオーエス代表取締役　森 聡二郎さん

　　（２）　（株）下園薩男商店代表取締役社長　下園 正博さん

　　（３）　サツマ酸素工業（株）総務課　米村 俊佑さん

　　（４）　（有）道免家具店代表取締役社長　道免 尚史さん

　　（５）　（株）南光代表取締役社長　上田平 孝也さん

　　（６）　（株）シナプス代表取締役社長　竹内 勝幸さん

　　（７）　（株）現場サポート代表取締役社長　福留 進一さん