IUK NEWS

2026.04.15

経済学部

経済学部 西原誠司教授の退職記念講演会を実施

3月5日(木)、経済学科の西原誠司教授の記念講演会(最終講義)を実施しました。
「Love & Peaceの経済学をめざして―恐慌・戦争・環境破壊-」と題した講演には、西原先生のこれまでの研究と教育への想いが込められていました。
資本主義の矛盾である周期的恐慌や世界戦争は過去のものとなったが、現在でも世界では紛争や収奪、差別が繰り返されている。こうした人類的な課題を克服するためには国家を超える人々の共同が重要であることを強調されました。そうした立場から、資本主義を単純に否定するのではなく、SDGsの取り組みなども肯定的にとらえて新しい世界秩序を構築していくことが大切だと述べられました。
戦争経済をいかにして止めるか、平和実現のために私たち一人ひとりが何を考えて行動しなければならないか、そうした大きな問題提起をしていただきました。最後に西原先生は、「まだまだ研究しなければならないことがある。退職はするが、引退はしません」と講演を締めくくられました。
当日は、学科教員以外にも、長く学内でともに仕事をされてきた他学科の先生方、大学院で指導を受けた方々、短期大学で教鞭をとられていたときの卒業生の方々、またオンラインで遠方の方々の参加もありました。参加者からは講演の感想や思い出話が語られ、最終講義に相応しい盛況な講演会になりました。