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マクマレイゼミ桜島句碑巡りツアー卒業生フィールドワーク報告書

2026.09.15
2022年3月に鹿児島国際大学国際文化学部を卒業後、今年度前期にマクマレイゼミの教室訪問を機に、2026年7月22日に行われたゼミ生の企画・制作による「English Haiku Tour(桜島句碑巡りウォーキングツアー)」に参加させていただいた。本ツアーは、鹿児島を象徴する桜島を舞台に、句碑や文学碑といった歴史的資源を活用し、地域の魅力を体験的に学べる企画である。ツアーを通して、卒業後にオーストラリアで培った「持続可能な観光」への情熱が、桜島のように再び熱く蘇るのを感じた。地域資源を生かした観光のあり方について改めて考えさせられる貴重な機会となった今回の経験を、今後の調査分析へと繋げ、本ツアーの発展可能性を検証しながら、持続可能な観光への考察を深めていきたい。
今回のツアーでは、桜島ビジターセンターや桜島公民館を訪問し、火山と共生してきた地域の歴史や自然環境について学んだ。また、文学碑巡りでは、現地情報の照合や実測を学び、後期のツアー作成の準備を行なった。何より印象深かったのは、錦江湾を望む景観の中に佇む句碑や文学碑が自然環境と美しく調和していることである。これらの碑巡りを通して、碑は、その土地に根付く歴史的・自然的な背景や現状を多角的に示す基盤であり、景観の一部となり、そこに宿る解釈の深みを幾重にも広げられる、潜在価値の高い資源であると再認識できた。
私は、オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)ビジネススクールにおいて観光・ホスピタリティ・イベントマネジメントを専攻し、現地資源を活用した観光開発や現場の運営管理を学んだ。また、鹿児島国際大学やメルボルン大学大学院で応用言語学を学んだエッセンスも、後期のツアー分析に活かしていけたらと考える。言語を通して地域の歴史や文化的価値を理解させ、異なる文化背景を持つ人々へ伝える応用言語学の視点は、地域文化を多様な言語や背景を持つ人々へ広く届けていく上でも、極めて重要な指針である。
今後の調査分析では、今回のフィールドワークを通して得た気づきと、多角的な視野を活かし、本ツアーの発展可能性を検証しながら、持続可能な観光への考察をさらに深めたい。
最後に、後輩たちの挑戦を応援しながら、このような貴重な学びの機会提供をしてくださったマクマレイ教授をはじめ、本ツアーに関わった皆様に心より感謝申し上げます。

マクマレイゼミ卒業生
髙吉 智子