本学の「鹿児島国際大学数理・データサイエンス・AI教育プログラム」が、令和6年度文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されました(令和6年8月27日付)。
1.プログラムの目的
鹿児島国際大学では、2023年度から全学部生を対象としたリテラシーレベルの「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を開始しました。本学学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成するために必要な知識及び技術を体系的に修得させることをプログラムの目的としています。
2.身に付けられる能力
- AIおよびデータサイエンスについて説明することができる。
- データを正しく読み、科学的に説明することができる。
- スプレッドシートを使ってデータを加工しながら科学的に扱うことができる。
- AIを扱う上での留意事項を理解できる。
- データを扱う上での留意事項を自分事として理解できる。
3.修了要件
「データサイエンス・AI入門」及び「情報処理」の計4単位を修得すること。
4.開設される授業科目
〇経済学科・経営学科・国際文化学科・音楽学科・看護学科
科 目 | 年次 | 単位 | 修了要件 | |
---|---|---|---|---|
履修指定科目 | データサイエンス・AI入門 | 1 | 2 | 4単位 |
情報処理 | 1 | 2 | ||
選択科目 | 確率と統計 | 1 | 2 |
〇社会福祉学科・児童学科
科 目 | 年次 | 単位 | 修了要件 | |
---|---|---|---|---|
履修指定科目 | 情報処理 | 1 | 2 | 4単位 |
選択科目 | データサイエンス・AI入門 | 1 | 2 | |
確率と統計 | 1 | 2 |
① データサイエンス・AI入門(講義)
昨今のデジタル技術の発展に伴い、問題解決の道具として数理・データサイエンス・AIの重要性はいっそう増してきている。本講義ではデータサイエンス・AIの基本的な知識や初歩的な数理的思考を身につけることを目標とし、関連する話題について概説する。
② 情報処理(実習)
本講義では、ワープロソフト(WORD)と表計算ソフト(EXCEL)の基礎的な知識とそれらを使うためのスキルを身に付けた上で、実データを使って、表やグラフを作成し、グループディスカッションなどでそれを分析するという実習を行う。また、OS(Windows 10)や情報ネットワーク社会における情報セキュリティについても学ぶ。
③ 確率と統計(講義)
近年のコンピュータの発展に伴い、データの扱いに長けた人材の需要は年々高まってきている。本授業ではデータの要約や解釈に用いられる統計学の基本的な考え方と、その背後にある数学的な枠組み(確率論)について学ぶ。
5.実施体制
運営責任者 | 学長 |
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プログラムの改善・進化 | 数理・データサイエンス・AI教育プログラム運営委員会(委員長:副学長) |
授業の実施 | 科目担当者(担当者会議) |
プログラムの自己点検・評価 | 自己点検・評価運営委員会 |