福祉社会学部

卒業生からのメッセージ

1年次から実習に参加することができ、 地域福祉を学んだ4年間でした。

勤務先:医療法人参天会 きいれセントラルクリニック

在学中に介護現場で行われた実習で「利用者の不安に寄り添うことでより良い暮らしを提供できる」という福祉の仕事の素晴らしさを目の当たりにし、学んできたこと、そして自分の進路に自信を持ちました。介護福祉士課程では1年次から実習形式で学ぶ機会が多く、スキルを習得すると同時に「自分の足りない部分」も確認できる日々を過ごせたことが良かったです。また、介護の実態や課題を知り、正しく向き合うための知識も学びましたし、離島でのフィールドワークなど、鹿児島で学ぶからこその経験もできたと思います。そういった一つひとつの学びと経験のおかげで、目標としていた介護福祉士と社会福祉士の資格を在学中に取得できました。

資格取得だけではない学びの成果が、 医療現場で働く今も役立っています。

勤務先:いまきいれ総合病院

私が高校生の頃、自宅で母が祖母を介護しており、時折、身体的・精神的にも苦悩することがありました。そうした中で担当のケアマネージャーの方がとても親身になって相談に乗ってくださり、母と祖母をいつも支えてくださりました。その姿を見て私も相談援助職を志したので、今、総合病院で患者様やそのご家族をサポートすることができ、大変ながらも充実した日々です。在学中に社会福祉士と介護福祉士の資格を取得したので今の仕事に就けたのですが、資格取得と同じくらい役立ったのは高齢者施設・障害者施設での実習。現場で働く今も、当時の学びを振り返ることがあるほどです。

子どもたちと一緒に成長を続け、 保育教諭として長く働き続けたい。

勤務先:認定こども園 せんだい幼稚園

認定こども園の保育教諭となって5年目、現在は年中組の担任をしています。これまで実際に働いてきて、児童学科で学んだこと、身につけたことのすべてが今につながっていると実感しています。例えばピアノ。学生時代はとても苦手でもちろんたくさん練習もしましたが、先生に教えていただいたコード奏法などはまさに今も役立てられていますね。私が担任をしていた子がランドセルを背負っている姿や園児が何かをできるようになる様子を見るたびに、保育教諭という仕事の素晴らしさを実感します。「大人になったら幼稚園の先生になりたい」という園児もいますし、私自身これからも子どもたちと一緒に成長を続け、長く元気に頑張りたいですね。

子どもたちの成長や笑顔を見るたびに、 この仕事に就いてよかったと実感します。

勤務先:指宿市立山川小学校

私は中学生の頃から教師を志していたので、鹿児島国際大学に進学しました。児童学科では、小学校教諭免許だけでなく、幼稚園教諭免許と保育士資格も取得できます。その学習の過程において乳幼児から小学生時期までの発達段階を学ぶことができ、そういった知識は特に低学年を受け持つときに活かされました。教師という仕事のやりがいは、子どもたちの成長を実感できること。鉄棒で逆上がりが「できた!」、算数で計算の仕方が「わかった!」といった、成長の瞬間に立ち会えることは何よりも嬉しいものです。「1日1ミリの成長を」という言葉をモットーに、子どもたちと共に成長していきたいですね。