11月30日、児童学科の脇ゼミ3年生11人は、小学校社会科の教材化に役立てることを目的に、鹿児島県の特産品であるカンパチの生産量日本一を誇る垂水市漁業協同組合を訪問し、その後、桜島の小・中学校を訪問し、小規模校の現状に触れました。

カンパチ養殖に関する説明や特徴的な施設等(出荷場、加工場、冷凍庫)を見学後、いけすの設置場所まで船で案内していただき、安心・安全に美味しさを追求しているカンパチ生産の様子を直接調査しました。

参加したゼミ生たちからは「今回の見学を通して、私たちが普段何気なく食べているカンパチが、一貫した生産過程の中で飼育環境保全、品質管理、トレーサビリティ(追跡可能性)など様々な工夫・努力を通していることがよくわかった。教材化に是非活かしていきたい」という感想が聞かれました。