地域連携・研究TOPICS

2023.10.28

産学官地域連携センター

枕崎市の魅力について学ぶ

武藤ゼミは、10月28日のフィールドワークで、鹿児島県枕崎市について学びました。

はじめに、薩摩酒造花渡川蒸留所明治蔵の見学をさせていただきました。ここでは、鹿児島県産の芋コガネセンガンを主な原料に、薩摩に伝わる昔ながらの名残を大切にした焼酎製法が受け継がれています。さらに、子供達の夏休み課題が飾ってあったり、特産物を使ったお昼ご飯をいただけたりと、地元の特色を生かして教育・広報を支えていることに気付かされました。

次に訪れたのは、枕崎市文化資料センター南溟館です。「果ての鉄道展」ということで、鹿児島の鉄道の歩み、物資や人を他県に運んだ経路・課程について、パネルや電車の模型から幅広い年代の方が楽しく学べる空間となっていました。入り口までの道や受付でも鉄道にちなんだ工夫が細部まで施されており、非常に興味深かったです。そののちに、日本最南端の枕崎駅へ足を向けると、今までとはまた違った趣がありました。

実際に枕崎市に足を運んでみて、ネットや言文では推し量れない現地の魅力に驚かされ、それと同時に、もっとたくさんの人に伝え広めたいと感じました。

(国際文化学科 2年 黒肬音葵)