地域連携・研究TOPICS

2023.07.22

産学官地域連携センター

薩摩スチューデントの足跡をたどる

7月22日、経済学科の西原ゼミは「若き薩摩の群像の足跡をたどる」と題して、維新ふるさと館と薩摩英国留学生記念館を訪問・見学するフィールドワークを行いました。

約150年前、薩英戦争によって英国の実力を思い知らされた薩摩藩は「斉彬の殿様が言われていた通りだ」と、藩論を転換し、五代友厚の上申書を受け入れ、幕府に隠れて英国への密航を決意しました。学生たちは、彼らの思いを追体験し、現代のサツマスチューデントになろうというプロジェクトのもと、英国への渡航の出発地である羽島を訪ねました。

サツマスチューデントの顕彰活動をしているれいめい羽島協議会会長の枇榔秋信さんに話を伺い、記念館のすぐ近くにある、留学生が渡航前に逗留した川口家と藤崎家の前で記念撮影をしました。長沢鼎、森有礼、村橋久成等々、薩摩の先輩たちの凄さに一同感嘆しました。

終わりに、若き薩摩の群像の前で、薩摩スチューデントの認知度を調べるアンケートをとりました。これからのゼミ活動に活かしていきます。