国際文化学科の太田ゼミは５月２１日に、鹿児島市との連携活動の一環として観光農業公園グリーンファーム（ＧＦ）でフィールドワークを行いました。太田ゼミは、毎年GFと連携活動を行っており、今回は打合せと学生の施設体験を目的に訪問しました。

ＧＦでは、職員から施設の説明を受け、今後の連携活動の進め方について打ち合わせをした後、企画の参考にするために施設体験を行いました。GFでは園内で育てた野菜や地域の食材を生かし、農業の魅力を伝えるために石窯を用いた調理体験などを行っており、石窯ピザ風お好み焼きづくりを実際に体験することでGFの魅力を確認することができました。

次に指宿市の青隆寺を訪れ、住職から鹿児島のインバウンドと寺院での日本文化体験について伺いました。青隆寺では、積極的に日本文化を発信する取り組みをされていて、ゼミ生たちが静寂の中で一心不乱に写経に取り組む姿は壮観でした。宗教という一見すると若者になじみがなさそうな施設を、文化体験の場として再構築していて、今後の地域の寺院のあり方を考えるうえで非常に多くの示唆を得ました。

ゼミ生たちは、「ＧＦでの企画を実施するうえで、体験するのは大事であると実感しました」「今回の研修をもとに連携活動の内容を膨らませたいです」と語っています。
太田ゼミでは11月にGFの活性化のため、企画を実施する予定です。