地域連携・研究TOPICS

2023.06.26

産学官地域連携センター

「鹿児島市高齢者の安全対策委員会」に参加

私たちは、6月12日に開催された「鹿児島市高齢者の安全対策委員会」に学生オブザーバーとして参加させていただきました。委員会には、高齢者クラブの会長や高齢者に関連する団体の代表者をはじめ、町内会会長、訪問看護ステーションの管理者、行政の方々など約20名の参加がありました。この委員会は、鹿児島市が国際認証を取得している“セーフコミュニティ”の7つの取り組みの中の一つで、「高齢者の安全」に取り組む委員会です。

委員会では、今年度の推進計画およびセーフコミュニティの年間活動報告、課題の再確認を行いました。今年度の主な取り組みは、①交通安全分野と連携し、交通安全教室等の取り組みと同時に実施することで取り組みの効果を高めること、②高齢者の不慮の事故による死亡原因で多い窒息へ対応するため、口腔機能低下予防教室を実施することです。

委員の方々の報告や意見交換を聞きながら、行政と地域住民の連携が取れていることや、地域の課題に早急に対応する仕組みができていることを知ることができました。私たちからは「地域の学校や子どもたちと連携することで、さらに地域活動や地域力の向上につながるのではないか」と提案させていただきました。

今回、委員会へ参加させていただき、地域住民と各団体や行政との協働体制や地域力の重要性について考える機会になりました。

岩崎ゼミ4年:川﨑凌大・木場未優・玉利元樹