地域連携・研究TOPICS

2023.03.18

地域総合研究所

「日本ガス株式会社委託研究」中間報告会を実施

日本ガス株式会社から委託を受けて、経済学科の松本俊哉准教授が「循環型社会構築に向けたエネルギー利活用のあり方」をテーマに調査研究に取り組んでいます。
3月7日、中間報告会が開催され、今年度の調査研究の概要および次年度の研究の方向性が報告されました。
昨今話題の「サーキュラー・エコノミー」について、従来3R(リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle))が狙いとしてきた廃棄物削減にとどまらず、廃棄物を資源として循環させる経済のしくみを作ることで新たな価値を生み出そうとする社会の動きであることが紹介されました。また、佐賀市のバイオマス事業や沖永良部島のカーボンニュートラル事業の訪問調査を通して得られた知見や研究課題などについても報告されました。
報告会に参加された日本ガスの津曲貞利社長をはじめ、日本ガス社員の方々、本学の教員から様々なコメントや質問が出され、有意義な意見交換が行われました。