本学では、令和４年度より鹿児島県の事業者指定を受け、事業所に従事している方などを対象に、初めてサービス管理責任者等基礎研修を実施しました。令和５年1月から２月下旬までのオンデマンド配信による講義や対面での演習を経て、50名の方が本研修を修了しました。

サービス管理責任者とは、様々な支援が必要な方への支援プロセスの管理や支援に関わる者への助言を行うほか、関係機関との連携の軸となる役職です。なお対象が子どもの場合は、児童発達支援管理責任者となります。

今回実施した「基礎研修」はこれらの役職に就くための第一歩となる研修で、利用者への支援のためのプロセスを理解し、個別支援計画を作成・修正できるようになることをねらいとしています。演習ではこの一連の流れを実践しました。

研修後、受講者からは「サービス管理責任者の大変さが分かった。これからは、少しでもその方の力になれるよう協力していきたい」「初対面の方とロールプレイや話し合いをすることは、色々な視点が得られて楽しく勉強できた」といった声がありました。

今後も、本研修で学んだことを各事業所でも活かしてもらえるような研修となり、福祉分野でも貢献していけるよう努めていきます。
なお、次年度も同様の時期に本研修を実施予定です。