地域連携・研究TOPICS

2022.12.26

産学官地域連携センター

本学主催 第2回「中学生・高校生英語俳句コンテスト」 表彰式を開催!

鹿児島県内の中学生や高校生を対象にした第2回「中学生・高校生英語俳句コンテスト」の表彰式を、12月3日に本学で開催しました。
表彰式には、64校3,063句の中から選ばれた各賞の受賞者及び関係者約60名が出席。大久保幸夫学長から受賞者に、賞状と副賞が送られました。


高校生課題俳句部門の南日本新聞社賞 「For my own future reached out and made a promise to the autumn sky」 を詠んだ鹿児島養護学校高等部1年の森青空さんは、「“雲に誓った“という言葉で夢を叶えたいという思いの大きさや決意を表現した。季語や音節など日本語の俳句とは異なり難しかったが、いろいろな単語を組み合わせ、試行錯誤しながら一つの俳句が出来上がった時は大きな達成感を感じた。これからも英語を通してたくさんの知識を身に着けたい。そして言語の壁を乗り越えて誰とでもコミュニケーションを取れる人になりたい」と作品に込めた思いと受賞の喜びを語りました。


また、審査員の影浦 学 氏(鹿児島県教育庁高校教育課指導主事)はコンテストを振り返り、「中学生・高校生の今でしか作れない俳句であり感性がすばらしい。日本語は“侘び・寂び”の精神や季節の移ろい,気持ちの揺れ動きを表現しやすい言葉だと言われているが、英語も単語を一つ変えるだけで伝わる状況や心情が変わってくる。自分を表現するひとつの手段として、これからも英語を学んでほしい」と講評しました。


表彰式後半は、国際文化学部のマクマレイ・デビッド教授のゼミ生8名が、写真俳句を用いたクイズ形式のイベント「HIQUIZ」を実施し、受賞者と交流しました。
最後にマクマレイ教授から「日本は世界に俳句という素晴らしい文化を提供した。今後も英語俳句を作り世界に広めてほしい」と受賞者へメッセージが送られました。
表彰式にご出席いただいた皆様、ありがとうございました。