地域連携・研究TOPICS

2022.11.02

公開講座

地域住民対象の「災害に備える教育プログラム」第2回目を開催

本学主催の公開講座である災害に備える教育プログラム「災害時の対応を学び、災害に備える」の第2回講座が、10月29日(土)に本学で開催されました。

この講座は、近年ますます増加・激甚化しつつある大雨、台風、火山噴火や地震などの自然災害を正しく理解し、災害に直面したときの対応力を身につけることを目的に、本学の地域貢献の一環として、地域住民の皆様を対象に2回の連続講座で開催しました。

第2回目の今回は、鹿児島市地域福祉課主任の有馬 徹氏と本学福祉社会学部社会福祉学科 川﨑竜太准教授を講師に迎え、防災講話と実践学習を行い、地域の町内会役員の方々が参加されました。

防災講話では、「避難所における良好な生活環境の確保」をテーマに、鹿児島市地域福祉課主任の有馬 徹先生の講義があり、「鹿児島市避難所運営マニュアル」における避難所の種類や区分の解説に加え,鹿児島市内の指定されている避難所の箇所などの説明,大規模災害時の避難所運営,避難所での課題やリスクなどについて,行政の立場から具体的な留意事項などを中心に講義していただきました。

また、実践学習では、「避難所生活を体験しよう!」のテーマで、本学の川﨑准教授の講義をいただき、段ボールベッドの組み立てや特に避難時持出品,非常食については,現物を見ながら使用方法の解説や非常食の試食などを行いました。

参加者からは、「勉強になる事ばかりでした。地域でも早目に準備をして行きたいと思います」、「現物を見ながらの実践もありよかった」などの感想が寄せられ、満足度の高い講座となりました。

防災講話-1

防災講話-2

段ボールベッド組み立て

段ボールベッド完成

紙スリッパづくり

避難時持出品の解説

非常食の試食

受講証明授与