地域連携・研究TOPICS

2022.06.21

産学官地域連携センター

福祉専門職3団体寄附講座第2回目を実施しました

今年度から開講した福祉専門職3団体の寄附講座「福祉専門職の働き方」の第2回目を6月17日(金)に実施しました。講師の前田健吾氏(公益社団法人鹿児島県社会福祉士会・社会福祉法人南恵会)が「居住支援」をテーマに登壇。前田氏は、ハウスメーカーでの営業職を経て、大学院卒業後、福祉の道へ。徳之島での居住支援分野における実際の相談ケースから、離島ならではの支援体制のよさと難しさについて伝えました。離島出身の学生を中心に、自身の地元での支援の難しさに関する質問が多く投げかけられ、有意義な時間となりました。

前田氏は、福祉専門職を目指す学生に向けて「福祉の仕事において一番の資源は自分自身。『自分はなぜ福祉職に進みたいのか』、その答えにたどり着くために学生のうちから様々な経験や知識を蓄え、この職に就いた後も考え続けることが「自己覚知」を進めることに繋がる」と話しました。