地域連携・研究TOPICS

2022.07.19

産学官地域連携センター

日本語教員めざす学生と技能実習生との交流始まる

本学学生とカミチクグループの技能実習生との交流会が、本年度から始まりました。きっかけは、同社に就職した本学卒業生である王木さん(中国出身)が、技能実習生の日本語能力の向上、および日本での充実した生活を送ってもらうための対策を、恩師である国際文化学部の松尾弘徳准教授に相談したことから始まりました。

5月25日に開催されたkick off交流会に続く第2回交流会が6月21日にあり、同社のインドネシア・ベトナム国籍の技能実習生15名と社員2名、本学からは日本語教員を目指す国際文化学科の学生ら11名と教職員3名が参加しました。

交流会の最初は自己紹介で、1回目の交流会とは異なるメンバーの5グループに分かれ、各自思い出のある1枚の写真を使って自分を紹介するスタイルで行いました。その後、早口言葉や指を使った数字の数え方を利用したゲーム、日本で変だと感じたことをグループで紹介し一番面白い内容を発表するなど、会話を楽しみながら交流を行いました。

参加した国際文化学科2年の脇元莉那さん(国分高校出身)は、「人懐っこい印象の方ばかりで、とても楽しく交流することができた。コロナ禍で留学が難しい状況だが、今回の交流や学内の留学生との交流が貴重な学びの機会になっている」と話しました。今後はスポーツやバーベキューなども取り入れながら、月1回程度の交流を行っていく予定です。