鹿児島国際大学附置地域総合研究所では、2025年12月17日、2026年1月14日、1月19日の3回にわたり、「ゼミ活動プチワークショップ」を開催しました。本ワークショップは、2025年6月に開催した教職員向け意見交換会「フィールドワークカフェ」を受けて、少人数でより深い議論を行うことを目的に企画。3日間で延べ13名の教員が参加し、活発な意見交換が行われました。
今回は、アイリッシュ・ジェフリー所長の研究テーマである「大学ディプロマ・ポリシー(DP=学位授与方針)とゼミ活動との関わり」を中心テーマとし、各教員が自らの専門分野や教育実践の立場から、ゼミ活動を通して学生にどのような力を育てたいかについてディスカッション。鹿児島国際大学のディプロマ・ポリシーは、専門的知識や技能、意思形成・伝達能力、的確な判断能力、主体的な学修意欲、多様性理解など5つの能力を柱としています。
「ゼミ活動において特に重視しているDPはどれか」について、国際文化学科で文学分野を担当する教員は、「DP1の専門分野で修得した知識や経験を総合的に応用し、主体的に課題解決に取り組む力を重視している」とし、専門研究を通じて学生自身が問いを立てる姿勢の重要性を強調。
社会福祉学科で社会福祉士養成に携わる教員は、「DP4の自ら学び続ける意欲は、卒業後に専門職として成長し続けるために不可欠である」と話し、資格取得後も学びを継続する力をゼミ活動で育てたいという実践的な視点が共有されました。
さらに、児童学科で将来の教育者を育成する立場の教員は、「DP5の多様な価値観を理解し、他者を尊重する力は、教育者として特に重要である」と指摘しました。
普段接点の少ない他学部・他学科の教員が交流を深める有意義なワークショップとなり、学科の特色を生かした横断的なゼミや授業への発展も期待されます。地域総合研究所では、今後も教職員の対話と学びを促進し、本学の教育の質向上につながる取り組みを継続していく予定です。
