地域連携・研究TOPICS

2025.10.07

産学官地域連携センター

鹿屋市戦跡平和学習に参加

国際文化学科山下ゼミ生11名が、「演劇文化と歴史・地域コミュニティの連携・振興」をテーマとして、7月12日に鹿屋市戦跡平和学習に参加しました。

桜花の碑や野里国民学校跡地、串良地下壕第一電信室、川東掩体壕などを、現地ガイドの案内で巡り、戦争の痕跡や地域に刻まれた記憶に触れました。また、自衛隊鹿屋航空基地資料館では、スタッフによる解説を受けながら特攻隊の記録や遺品を見学し、戦争の惨禍とその現実を深く学ぶ機会となりました。

参加学生は、「戦争の悲惨さと平和の大切さを実感した。地域の方々と戦争の記憶を共有し、世代を超えてつながり合うきっかけにしていきたい。そして、こうした学びを発信し、平和の大切さを伝えていきたい」と語り、8月に観劇する鹿屋特攻隊に取材した演劇活動の理解を深めるうえでも重要な体験であり、学びの多い充実したフィールドワークとなりました。