地域連携・研究TOPICS

2025.08.08

産学官地域連携センター

経営学科・中西ゼミ2年生とクラーク記念国際高校生による商品案「恋するパウンドケーキ」の商品化が決定

本学と鹿児島銀行の共催事業「高校生と大学生の共同によるインクルーシブ時代の商品開発ワークショップ」(企画:中西孝平教授)では、中西ゼミの2年生とクラーク記念国際高校の生徒からなる8つのチームが「知的障害者にとって作りやすくて、かつ継続的に売れる商品」の開発を競います。

7月19日(土)、その商品案審査会が天文館の「よかど鹿児島」で開催され、各チームが商品化を目指してプレゼンテーションを行いました。

厳正な審査の結果選ばれたのは、「恋するパウンドケーキ」です。

どのチームの商品案も、知的障害者の特性をよく踏まえたインクルーシブ時代に相応しいものでしたが、「恋するパウンドケーキ」は、商品コンセプトが丹念に検討され、ターゲットが明確だったうえ、プレゼンテーションも素晴らしく、晴れて商品化案に選ばれました。

この商品案を考案したチームのメンバーで中西ゼミ2年の三スミ未結さんは、「チームの仲間と侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を繰り返して、この商品案を考えた。そして、私たちのこの商品案への思いを審査員の方々に少しでも届けたくて、プレゼンテーションの準備を一生懸命行った。それだけに商品化が決まり、本当に嬉しい」と語っています。

※ 「角」の異体字。「角」の7画目が下に突き出る。