6月25日、社会福祉学科の中井ゼミ生2名が訪問介護ステーション「ココレ」を訪問しました。
今回の訪問では、まず訪問介護事業所の概要について説明いただいた後、学生たちは訪問介護の経営状況や人材確保の現状、サービス提供上の課題、他事業所との連携、そして地域における役割について詳しくヒアリングを行い、活発なディスカッションを通して理解を深めました。
特に印象的だったのは、「訪問介護のやりがい」について深く掘り下げられたことです。困難な事例を乗り越えた達成感や喜びが語られ、仕事の尊さを実感しました。また、学生自身のアルバイト先での認知症高齢者への接し方や接客対応についても共有され、地域には多くの認知症の方がいることをあらためて認識。今後、認知症高齢者が増えていく中での訪問介護事業所の役割についても活発に議論されました。
今回のフィールドワークは、学生にとって、超高齢社会における訪問介護の現状と課題、そして地域社会を支える事業所の重要性を肌で感じる貴重な機会となりました。