本学と地方創生に関する協定を締結している垂水市の寄附講座が5月23日に学内で行われました。
9年目を迎える今年度のテーマは、「垂水市で働く魅力を考える」。
この講座は「地域から世界へ」の講義(担当:小林潤司学長)の中で行われ、開講式では、垂水市の尾脇雅弥市長が、垂水市の産業や観光、教育に関する取り組みを紹介しながら、「これを機に垂水市のことを知っていただき、皆様と垂水市にご縁ができましたら、ありがたいです」と挨拶されました。
講義は猿ヶ城渓谷森の駅たるみず駅長穴井光星氏が担当。垂水市の観光拠点の一つである猿ヶ城渓谷森の駅たるみずは、和洋の別荘風コテージを備え、キャニオニングやシャワークライミングもできる体験型宿泊施設。2021年から穴井氏の所属する株式会社ディセットボンドの指定管理によって運営され、黒字化を達成しています。指定管理の実際や運営の工夫、地域との関わりや貢献に言及したうえで、「人生は一度きり、しっかりと自分磨きを」と学生へメッセージをおくりました。
講義後は、穴井氏と小林学長による対談や、学生からの質疑応答の時間も設けられました。
翌24~25日にかけては、寄附講座の一環として、本日の講義で紹介された猿ヶ城渓谷森の駅たるみずでフィールドワークを実施しました。