地域連携・研究TOPICS

2024.12.23

産学官地域連携センター

「東郷文弥節人形浄瑠璃」を体験し、アンケート調査を実施

国際文化学科の山下ゼミが12月9日に、国指定重要無形民俗文化財である薩摩川内市の東郷文弥節人形浄瑠璃の上演を鑑賞し、この伝統芸能がどのように演じられ、どのように観客に楽しまれているのかをじかに知ることができました。
参加学生9名は、民間に継承された人形浄瑠璃を見るのは初めてとあって、とても新鮮で興味深そうに鑑賞。直接パフォーマンスを見ることによって、三味線・太鼓・拍子木の演奏と太夫の語りが人形遣いの動きと合致し、物語世界で人の世の哀切が味わい深く作り上げられる過程を体感できました。
また、来場者にアンケートを行い、69名から回答を得ました。これを分析することによって、この文化を保存・維持するためにどんな方策が可能か、学生たちと検討していきます。