本学では、令和４年度より鹿児島県の事業者指定を受け、サービス管理責任者等基礎研修を実施しています。２年目となった今年度は、令和６年1月から３月上旬にかけて、オンデマンド配信による講義や対面での演習を受講した、48人が本研修を修了しました。

サービス管理責任者とは、様々な支援が必要な方への支援プロセスの管理や支援に関わる者への助言を行うほか、関係機関との連携の軸となる役職です。なお対象が子どもの場合は、児童発達支援管理責任者となります。本学で実施した「基礎研修」は、利用者支援の一連のプロセスを理解し、個別支援計画を作成・修正できるようになることをねらいとしています。演習ではこの一連のプロセスを疑似体験します。

研修後、受講者は「多方面からの視点の大事さに改めて気づく研修になりました」「終始和やかな雰囲気でとても楽しく、明日からの仕事にも活かしていける研修でした」と振り返りました。

この「基礎研修」はサービス管理責任者・児童発達支援管理責任者になるための第一歩となる研修です。研修での学びが、皆様の福祉現場でのご活躍の一助となれば幸いです。