1月17日、寄附講座「税理士による租税講座」が最終日を迎えました。この講座は税理士制度への関心を促して税理士や税理士事務所などへの就職を志す学生を増やすことを目的としており、南九州税理士会鹿児島県連合会の10人の税理士がオムニバス形式で講師を務められました。
受講した学生のレポートのなかには、「贈与税や資産税などの知識をつけることができた」「関心のあったインボイス制度について理解が深まった」といった租税制度を学んだ成果のほか、「税理士とは顧客企業の成長に合わせて経営をサポートする『かかりつけ医』のような存在でもあることを知った」「税務相談や租税教室などの社会貢献活動も税理士の大切な仕事であることを知った」「税理士を進路の一つとして考えているので、税理士になるまでのキャリア形成のお話が印象的だった」などの職業理解に関する感想もありました。
今回の寄附講座は、実務経験が豊富な講師陣から租税に関する専門的な知識を学べる貴重な講座でした。また、学生が税理士をより身近なものに感じるきっかけとなるだけでなく、職業理解を深め、進路選択や資格取得に向けた学習の動機づけの機会にもなったことと思われます。