鹿児島県内の中学生や高校生を対象にした第3回「中学生・高校生英語俳句コンテスト」の表彰式を、12月2日に本学坂之上キャンパスで開催しました。表彰式には、67校2,672句の中から選ばれた受賞者及び関係者約50人が出席。小林潤司学長が受賞者へ賞状と副賞を送りました。
高校生写真俳句部門 学長賞
鹿児島中央高校2年 小吉真世さん
受賞作品:Departure in the morning All I have with me is my shadow
和訳:出発の朝 持ち物は 僕の影だけ
「出発には人それぞれ色々な出発があり、そこには自分の影しか感じられないような孤独が伴うが、影があれば必ず光があって光があれば希望がある、ということを伝えたくてこの俳句を作った」と作品に込めた思いを語りました。
中学生課題俳句部門 南日本新聞社賞
皇德寺中学校3年 髙田理沙さん
受賞作品:A humid room The sweet sound of metronome Lingers in my ears
和訳:蒸し暑い部屋 メトロノームの甘い響きが 耳に残る
「夏の暑い日に音楽室中に響いているメトロノームの音が耳に残っていた。メトロノームの音を聞くと吹奏楽部でみんなと練習していた日々の思い出がよみがえる。高校に入っても部活を続け、新しい仲間とかけがえのない思い出をたくさん作りたい」とコメントしました。
表彰式後半は、国際文化学部のマクマレイ・デビッド教授のゼミ生が、写真俳句を用いたクイズ形式のイベント「HIQUIZ」を実施し、受賞者と交流しました。
マクマレイ教授はコンテストを振り返り「今年も素晴らしい俳句が集まった。特に今年のテーマは多岐にわたり、生徒の皆さんがそれぞれのテーマに素敵な作品を作り審査をする私たちを作者の世界に誘ってくれた」と話しました。
表彰式にご出席いただいた皆様、ありがとうございました。