地域連携・研究TOPICS

2023.12.25

産学官地域連携センター

「マーケティングアイデアソン~よかど鹿児島のにぎわいを考える5日間~」最終発表会

「マーケティングアイデアソン」(鹿児島銀行主催)の最終発表会が11月18日、「よかど鹿児島」で行われました。

今年度は8月から11月にかけて5日間のプログラムで行われ、県内の大学、短大、高専から応募した16人の学生が参加し、本学からは4人の学生が参加しました。全体で4つのチームが、商業施設「よかど鹿児島」がもっと若者に愛される場所になるために、施設運営スタッフやテナント入居者との対話や調査をもとに企画と戦略を考え、課題解決に向けた提案を行いました。

最終発表会では、本学の山口さくらさん(国際文化学科3年)と産業能率大学の学生の2人のチームが最優秀賞に選ばれました。年配者向けと若者をターゲットとした面を分けてデザインする1枚の案内マップを提案し、緻密なマーケティングに基づいた詳細な施設のユーザー像を設定したことが評価されての選出でした。更に鹿児島銀行で、来年3月までにこの提案を実現するために活動することになりました。山口さんは、「私たちが企画した『よかど鹿児島ップ』を鹿児島銀行さんと懸命に作り上げていくので、よかど鹿児島に行く際はマップを手に取って楽しんでください‼」と今後の抱負を語っています。

主催の鹿児島銀行は、「どのチームも学校での学びを生かしており期待以上のレベルだった。今後の企画のためのヒントや示唆に富んだ内容だった」と全体的に評価していました。参加した学生は、「本当に楽しく取り組めていい経験になった」「ゼミの後輩たちにも参加するように呼び掛けたい」と感想を述べました。