11月8日、マクマレイ研究室で野球を題材とした俳句を研究しているXu YiBo さん(大学院国際文化研究科修士課程2年)とLee Ka Hoさん(同1年)が鹿児島修学館高等学校の未来探究講座で英語俳句についてのワークショップを行いました。
同校では大学から講師を招き、高校1・2年生に対して、大学における高度な教育や研究に触れる機会を生徒たちに提供し、生徒の能力や適性の伸長を図るとともに、大学や学部に対する理解を深めることを目的とした「未来探究講座」を実施してします。当日は、20名の生徒と4名の英語教員、1名の事務室のスタッフがワークショップに参加。なかには、中学時に本学主催の「中学生・高校生英語俳句コンテスト」で入賞した2名の生徒も含まれていました。
XuさんとLeeさんは、マクマレイ教授が担当している「英語特殊講義Ⅰ」でクラスメイトを高校生役とし、様々な質問に対応する予行演習を行い、準備を進めてきました。
当日は、生徒たちの理解の手助けになる工夫として写真を見せながら野球に関する英語や野球について伝えると、生徒たちは積極的に英語で発言をしていました。
ワークショップ終了後にも、英語俳句に興味をもった生徒たちは「英語の俳句には季語を入れないといけないのですか?」や「英語の俳句は5-7-5のルールに従って作らないといけないのですか?」など、疑問に思ったことを早速質問していました。
ワークショップを終えてXuさんは「鹿児島修学館高等高校の生徒さんたちが俳句に興味を持って、やがては鹿児島国際大学で私たちと一緒に英語俳句と世界を繋げる方法を模索してくれることを願います。」と振り返りました。
【授業中に生徒が書いた俳句】
- 藤井 昴さん
テーマ:スポーツ
Last strike out
a moment of silence
The summer ends
スリーアウト、一瞬の沈黙、夏終わる
- 市橋 凛太朗さん
テーマ:写真「大学院6号館のイチョウの葉」 Days up to now
All of them will be forgotten
With the ginkgo leaves
今までの日々
それらが全て埋もれていく
イチョウの葉と共に