保育士資格を希望する児童学科3年生が、「保育実習指導Ⅱ」の授業でグループに分かれて話し合いを行いました。
今回のテーマは「実習日誌」について。実習生の多くが苦手とするところです。
実習中は毎日日誌の記述に多くの時間を費やすことになりますが、実習生によっては夜中の1時・2時に及ぶこともあり、悪戦苦闘することが常であります。
ですが、一日の実習を振り返り、しっかりと考察を交えながら書くという行為を通して、保育実習が血肉となって経験値となっていきます。これは多くの先輩が通ってきた道です。
実習先での日々を振り返り、ディスカッションをした後、①日誌に関して受けた指導 ②苦労したこと ③実習Ⅱに向けての抱負について、グループ代表者がみんなの意見をまとめて発表しました。
「大変だった」という意見が多く出ましたが、授業を通して「実習日誌の記述を通して保育という仕事への理解が深まった」という声が多く出されました。
「来年2月の保育実習Ⅱでは、さらに子ども達の内面や保育者の援助の意図を考察したい」、「9月から数ヶ月の間の子どもの成長をしっかり見届けたい」など、次に向けての抱負もさまざまで非常に頼もしさを感じました。
児童学科教授 角野雅彦