IUK NEWS

2024.11.25

音楽

山形屋のイベント「イタリア展」で音楽学科学生が演奏を披露しました

山形屋のイベント「イタリア展」に関連した特別イベントの一環として、10月25日(金)〜27日(日)の3日間、音楽学科および国際文化研究科の学生4名が演奏を披露しました。山形屋では様々なイベントが開催されていますが、若い音楽家の力によって「イタリア展」を盛り上げて欲しい、という依頼を受け、島中輝士風さん(大学院1年・テノール)、福重乃麻さん(大学院1年・ソプラノ)、橋本嵐さん(4年・サクソフォン)、西元菜々実さん(3年・フルート)が、イタリアにちなんだ作品を独奏・独唱・重唱・アンサンブルなどヴァリエーションに富んだ編成で披露しました。

この企画では、様々な売り場へゲリラライブ的に学生たちが登場し演奏するという演出をとったため、思いがけず聴くことが出来た生演奏に、居合わせた人たちは感動し大いに盛り上がっていました。

今回MCも務めた橋本さんは「伝統ある山形屋で演奏させて頂けた事は非常に光栄だった。各売り場の雰囲気や客層に合わせたステージ作りが出来るよう、気を引き締めて演奏に臨んだ。館内各所での多くの演奏機会を頂き、子どもから大人まで幅広い層をターゲットにしたそれぞれの演奏で練習の成果を発揮することができただけでなく、お客様の反応が多く返ってきた事も大変嬉しく思う。中には涙を流される方やイタリア語の歌詞を口ずさむ方も見受けられ、非常に印象深いステージ経験だった」と演奏後の手応えを感じていました。また、依頼を受け当日までの企画・打ち合わせを行なった馬原裕子准教授(声楽)は「間近で生の音楽を聴くチャンスは少ないが、それを欲している方は多いのではないかと思う。実際、どの会場でも多くのお客様が立ち止まって聴いてくださり、中にはBravo!!と大声で放ってくださる方もいらっしゃった。学生たちも誇らしかったのではないかと思う」と音楽で繋がる大きな力を感じ、「身近に生の音楽がある」ことの必要性を実感していました。