児童学科の1年前期には「新入生ゼミナール」という科目が開講されています。6月には授業の一環として、鹿児島国際大学附属鹿児島幼稚園の見学が実施されました。鹿児島幼稚園ではまず園長先生、主任の先生からのお話をお聞きしたうえで、3~5名のグループ毎に各クラスに入り、子どもたちの活動や帰りの会の様子を見学しました。1年生たちは教室後ろで見学を行っていましたが、子どもたちが行う手遊び等では一緒に動きを行ったり、また子どもたちの降園に際してはお手伝いをしたり、様々に触れ合う様子が見られました。笑顔で子どもたちと接する場面も多く、これから保育者・教育者を目指す1年生たちにとって、保育・教育について学んでいくうえでの大事なモチベーションにもなったようです。
更に振り返りの授業では、各グル-プが園見学を通じて学んだことをまとめたうえで、発表を行いました。子どもたちの様子や園の先生方による保育、園の設備環境など、いくつかのテーマ毎に学生たちの気づいたことがしっかりとまとめられており、今後、4年生までの間に複数回の実習に臨む1年生たちにとって、その第一歩となったことがうかがえました。