IUK NEWS

2024.07.16

経済学部

経済学科・松本ゼミ、鹿児島県庁で県政セミナーを受講

7月3日(水)、経済学科・松本ゼミの2・3年生が鹿児島県庁を訪問して県政セミナーを受講し、あわせて庁舎見学も行いました。ゼミでは地域経済の持続的発展について学習していますが、テキストでは知りえない鹿児島経済の実態について理解を深めるべく、県政セミナーを活用させていただきました。

総合政策課の鶴田嘉二朗主事に「かごしま未来創造ビジョン」をテーマに、「『稼ぐ力』の向上」に関する取り組みなどについてお話しいただきました。農林水産業や観光といった鹿児島のもつ強みを「稼ぐ力」にしていく施策について具体的な事例を通して詳しく知ることができました。事前に「ビジョン」の概要に目を通して疑問点を話し合っていましたが、そうした疑問にも答えていただく内容になりました。

また、県庁の各部局の担当業務や庁内横断的な課題に取り組む総合政策部の取り組みについて紹介していただきました。県庁や県職員の役割について理解が深まるとともに、公務員志望の学生にとっては仕事をイメージする良い機会になりました。

セミナー後、広報課と議会事務局の職員の方に案内していただき、行政庁舎と議会庁舎の見学を行いました。

学生から以下のような感想が寄せられ、それぞれの関心にそって地域経済の課題を考える機会になったことがうかがえます。

「県庁が様々な稼ぐ力の向上に取り組んでいることが分かった。奄美諸島の離島を活用して観光の稼ぐ力をもっと向上させることはできないだろうかと思った」(経済学科3年 大田夏美)
「鹿児島県のGXの取り組みをはじめて知った。自然環境にも畜産動物にも負荷の少ない環境づくりが進んでいくことを願うとともに、脱炭素化のために日常生活から変えられることはないか学びを深めたいと思った」(経営学科3年 鍛冶屋瞬)
「白薩摩が形を変えて多様化していることを学んでいたので、県庁の壁に飾られていた白薩摩のタイルを見ることができて嬉しかった。鹿児島の特色を工夫して発信していることを知り、自分もやってみたいと感じた」(経済学科2年 鎌迫聖華)