IUK NEWS

2024.07.05

経済学部

経営学科・中西ゼミの3年生、サウンドテーブルテニス(STT)に挑む

6月9日(日)、経営学科・中西ゼミの3年生24名がサウンドテーブルテニス(STT)に挑戦しました。

STTは視覚障害者のために開発されたスポーツです。両目をアイマスクで覆い、鉛玉が4つ入ったピン球を互いに音を頼りに打ち合います。

今回の取り組みは、中西ゼミの3年生対象のコミュニケーション教育企画「視覚障害者と遊ぼう!」の一環として実施されたもので、視覚を奪われた状態で活動することがどのようなものかを体験してもらい、自分が日頃いかに視覚に頼って生きているかを知ってもらうことを狙いとしています。

みんな、はじめはピン球の場所をつかむことさえ困難でしたが、次第に慣れ、打ち合いを楽しむことができました。しかし、本イベントの締めくくりとして、ゲストの視覚障害者お二人とアイマスクをせずに対戦した際は、誰一人としてお二人に勝てませんでした。

本イベントに毎年ゲストとして参加されている大迫富美子さん(90歳)は「若い人たちと交流して元気をもらいました。本当に楽しかったです」と話しています。

本イベントは、健常者と障害者の垣根だけでなく、世代を超えた交流の場としての役割も果たせているようです。