5月30日の「新入生ゼミナールⅠ」は、NPO法人消費者ネットワークかごしまから消費生活アドバイザーの柳井田浩子氏を講師に招いて、「みんなで話そう! 身近にある消費生活トラブル」と題した講座を開催しました。
講義を通して、契約が成立すると法的拘束力をもつことや、契約を取り消すためのクーリングオフの条件などについて教えていただき、契約に関するトラブルとその対処法について知識を得る機会になりました。また、インターネットなどで通信販売を利用する際の注意点、詐欺の被害にあわないためのポイントなどについても説明していただきました。一歩間違えると大きなトラブルにつながりかねない危険な情報が身近に潜んでいることを知り、なんでも簡単に信用してはいけないことを改めて思い知らされました。
講義を聴いた1年生からは、「詐欺にあわないように慎重に行動しなければいけないと思った」、「18歳から保護者の許可なく自分の意思で契約できるようになったが、責任も全て自分で負うことを自覚しないといけない」などの声が聞かれました。
SA(スチューデントアシスタント)として1年生と一緒に講義を聴いていた坂下智海さん(経済学科2年生)は、「普段、目にしたり聞いたりする情報が正しいかどうか判断することは簡単ではないが、今回教えていただいたことを意識するだけでも安全性が増し、トラブルに巻き込まれることは減ると思う」と、講座を振り返りました。