5月5日、経営学科・中西ゼミの3年生24人が、視覚障害者へのお散歩支援とお食事支援を通してコミュニケーションについて学びました。
これは中西ゼミが毎年3年生を対象に行っている、視覚障害者との遊びを通してコミュニケーション・スキルを育むワークショップです。2回目の今回はお散歩支援とお食事支援に挑戦しました。
屋外は、段差や障害物、クルマ等、危険がいっぱいです。そのため、 視覚障害者が一人で散歩をするのは大変です。一方、食事では、柔らかい物や硬い物、噛む物や啜る物など、食べ物の状態や食べ方はいろいろです。食べ方を間違えれば、喉を詰まらせる可能性があります。そのため、サポーターは言葉で伝えるのが難しいたくさんの情報をうまく伝えなければなりません。これにはとても高度なコミュニケーション・スキルが必要です。
このイベントでは、そのようなスキルを培います。
中西ゼミの3年生は、初めての経験で四苦八苦しながらも、視覚障害者のみなさんが混乱しないように、提供する情報を工夫しながら巧みに伝えていました。
中西ゼミ3年の入枝駿さんは「コミュニケーションには日ごろからとても関心がある。今日は視覚障害者のみなさんにうまく説明できたかどうかわからないが、気づいたことがたくさんあり、とても勉強になった」と語っています。
中西ゼミの学生たちは貴重な経験を通してとても多くのことを学んだようです。
※「視覚障害者と遊ぼう!」は、特定非営利活動法人光の会の協力により実施されています。