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2023.12.19

音楽

「2023年度 音楽学科吹奏楽演奏会」開催

「2023年度 音楽学科吹奏楽演奏会」が11月26日、かごしま県民交流センター県民ホールで開催されました。昨年度はコロナ禍での開催でしたが、今年度は通常の形で実施することができました。会場には学生、卒業生、保護者、教職員、そして一般の方々がお越しくださり、地道に取り組んできた多彩な表現を披露することができました。

公演では春田智輝さん(管弦打楽器演奏家課程4年/サクソフォン)の指揮による内藤淳一《吹奏楽のためのインヴェンション》が紹介されたほか、G.ビゼー《カルメン組曲》、G.ホルスト《吹奏楽のための第一組曲》、A.リード《吹奏楽のための第三組曲》など、本格的なコンサート・ピースが上演されました(指揮:及川寛繁教授)。

吹奏楽団代表の吉川虹二さん(管弦打楽器演奏家課程3年/ホルン)は「代表としての行動や演奏会を開催することの大変さを実感した。本番までの貴重な経験は、そのことを体験してこそわかる良さがあった。今回得たことを心の支えにして、これからも音楽にしっかりと取り組んでいきたい」と振り返りました。昨年度に続いてコンサートマスターを務めた小出水晟矢さん(同/クラリネット)は「前回に比べて自分自身成長できていると実感した。作品の難易度が高く苦戦することもあったが、無事に演奏できて安心している。この経験を活かしながら、日々の演奏に力を入れていきたい」と今後の抱負を話してくれました。また、演奏とともにスタッフも務めた田原雅さん(同/ホルン)は「今年度も無事に演奏会を開催できたことを嬉しく思う。今回の演奏会は、自身の演奏スキルの向上に役立てるために臨んだ。演奏会を終えて課題も見つかり、自身の技術と表現の向上に繋げることができたのではないか」と手応えを感じていました。

全ての演目を聴いた小林潤司学長は、真摯な演奏表現へ拍手を贈りながら、「限られた準備期間であったにも関わらず、学生を中心に、教員や客員の演奏家も加わったレベルの高いアンサンブルに仕上がっていた」と学生たちを讃えていました。