IUK NEWS

2023.10.30

経済学部

経営学科・中西ゼミの4年生、カミチクホールディングスの上村昌志会長と懇談

10月26日(木)、経営学科・中西ゼミの4年生が6次産業企業、(株)カミチクホールディングスの本社(鹿児島市谷山中央1)を訪問し、同社の上村昌志会長と懇談しました。

中西ゼミ(4年生)では、卒業課題として、同社の協力により「課題解決型卒業旅行」に取り組んでいます。これは予め同社から与えられた課題を踏まえ、卒業旅行の一環として、同社のTMRセンター及び金峰農場等の畜産関連施設を見学し、鹿児島の未来の農業に対する彼らなりの答えを導き出すことを狙った取り組みです。

今回の懇談はそれらの取り組みに先立って行われたもので、これまで鹿児島の農業の発展に尽力してきた上村会長の話を聴き、日本の農業の抱える課題と会長の農業への思いを傾聴することで、中西ゼミ生がより高い成果を導き出すことに主眼が置かれています。

会長の熱意のたくさん詰まったお話は聴きごたえ十分で、すでに様々な企業から内定をいだいている中西ゼミ生にとっても、日本の将来だけでなく、自分自身の将来を考えるうえでもタメになる話ばかりでした。中西ゼミ生はみんな、一生懸命にメモを取っていました。

カミチクホールディングスより内定をいただいた中西ゼミ4年の久保季哉さんは、「農業とは全く無縁の自分が、農業関連の企業に就職するとは夢にも思わなかった。しかし、会長の厚い思いに触れ、農業を自分の将来のことのように考えるようになった。来年から地元・鹿児島の主要産業である農業の発展のために頑張りたい」と語っています。