IUK NEWS

2023.10.13

地域連携・研究

日本税理士会連合会寄附講座「税理士による租税講座」はじまる

9月27日から、「税理士による租税講座」が始まりました。本講座は、南九州税理士会からの推薦により日本税理士会連合会からいただいた寄附をもとに開講する寄附講座です。単位修得の対象となる共通教育科目に位置付けられ、経済・福祉社会・国際文化学部の学生が受講しています。

大学生が社会に出る前に、租税の意義や役割、関連する諸制度の基本的知識を学んでおくことは極めて重要です。本講座では、実務経験のある税理士を講師に迎えて、15回の講義を通して租税の仕組みをはじめ租税に関わる職業の役割などを学びます。

講師の方々からは、自身が税理士になった経緯や日々の仕事を通して思うことなども話していただき、税理士を目指す学生や税理士事務所などへの就職を考えている学生にとってはキャリアを考えるうえでまたとない機会となっています。講義後には、税理士志望の学生が講師のもとに税理士試験について相談にいく姿も見られます。

今後の講義では、インボイス制度やDX(デジタルトランスフォーメーション)といった税理士業務に関わる最新事情についても学ぶ予定です。