経営学科・中西ゼミ2年生の取り組み「インクルーシブ（多様性を認め合う共生社会）時代の商品開発ワークショップ」が始まりました。この取り組みでは、中西ゼミの2年生が知的障害者との遊びを通して彼らの特性を把握し、彼らにとって作りやすくかつ継続して売れる商品（食品）を考えます。

9月22日、その取り組みの第1弾として、本取り組みの協力団体である社会福祉法人正和会サポートなごみで、同施設の入所・通所者のみなさんとさまざまな遊びを楽しみました。この日用意された遊びは、①お絵描き、②4枚のカードを並べて和を13にするゲーム、③タングラム（シルエットパズル）の3つです。遊びといっても、知的障害者の特性を捉えることが目的だけに、中西ゼミ生の目は真剣そのものです。知的障害者との交流を深めつつも、彼らの得意なことや苦手なことをしっかりと把握していました。

来週からはこの交流会で得た知見を基にアイデア出しに取り掛かります。中西ゼミ生は、前期のイベント「農業高校生と大学生の共同による6次産業化人材育成ワークショップ」でスイーツの開発を経験しています。その彼らがどんな商品を考案するかとても楽しみです。