IUK NEWS

2023.07.07

看護学部

看護学部FDセミナー が開催されました

看護学部FDセミナー 「臨床判断能力の育成に向けてIBL(Inquiry Based Learning)の体験と活用」が開催されました

西薗貞子先生(奈良学園大学保健医療学部教授)を講師にお迎えし、看護学部のFDセミナーを開催しました。看護学部では、従来の”知識を教え込む教育”から、”社会の要請に応えられる人材の能力育成”にシフトし、教員のベクトルを「臨床判断能力の育成」にあわせて、学習を重ねています。今回は臨床判断能力を高めていく教育方法として、IBL(Inquiry Based Learning)教育プログラムを研究・実践しておられる臨床判断能力を育む西薗先生から、講義だけでなく演習を交えてアクテイブラーニングの実際を学ぶことができました。

【 IBL(Inquiry Based Learning)】

 ・数少ない不確かな情報から、問題を発見(仮説設定)する力をつける学習方法
 ・IBLによって、僅かな情報を手掛かりに、推論ー論証力を駆使して、状況に応じたオリジナルプランで対応できる看護実践能力の獲得・進展をめざす

IBLプログラムについての講義を受講しました。看護職に求められる看護実践能力は、社会人基礎力・学士力を基盤としていることから、社会の要請に応えられる人材として「推論ー論証力」を鍛えていくアクテイブラーニングの必要性を、講義と演習を通して学びました。

【 IBL(Inquiry Based Learning)教育の特徴】

推論ー論証力を鍛える演習

①5~6人のグループ構成する
②役割決定(司会、記録、時計係)し思考プロセスをすすめる
③4つの思考プロセス(事実→仮説→必要な情報→調べる項目)

【IBLの学生への実践とは】

最後に西薗先生よりIBLを学生に実践することについて、以下のまとめをいただきました。
『学生が課題発見したことを、言語化していく課程を、教員が並走しながら「情報の提供」「思考の活用:学生の思考を用いて次の展開の示唆など」を実施することで、学生の思考力が伸ばされ、学生自身が探求する喜びと確信を得る。』まさにこのことを、教員自身が体感した3時間でした。
 

伊敷キャンパス花通信:7月

バーバスカムウエデイングキャンドルズ

チャイニーズハット

セイロンライテイア

ファンスカーレット

ハツユキソウ

ペンタス

実は、下段の3種は7月が開花時期ですが、既に咲いているのは南国ならではでしょうか。夏に咲くのにハツユキとは(?_?)いかに?。
初雪が降った風情からなのだそうです。涼しげなたたずまいに癒されます。