看護学部FDセミナー 「臨床判断能力の育成に向けてIBL(Inquiry Based Learning)の体験と活用」が開催されました
西薗貞子先生(奈良学園大学保健医療学部教授)を講師にお迎えし、看護学部のFDセミナーを開催しました。看護学部では、従来の”知識を教え込む教育”から、”社会の要請に応えられる人材の能力育成”にシフトし、教員のベクトルを「臨床判断能力の育成」にあわせて、学習を重ねています。今回は臨床判断能力を高めていく教育方法として、IBL(Inquiry Based Learning)教育プログラムを研究・実践しておられる臨床判断能力を育む西薗先生から、講義だけでなく演習を交えてアクテイブラーニングの実際を学ぶことができました。
【 IBL(Inquiry Based Learning)】
・数少ない不確かな情報から、問題を発見(仮説設定)する力をつける学習方法
・IBLによって、僅かな情報を手掛かりに、推論ー論証力を駆使して、状況に応じたオリジナルプランで対応できる看護実践能力の獲得・進展をめざす
IBLプログラムについての講義を受講しました。看護職に求められる看護実践能力は、社会人基礎力・学士力を基盤としていることから、社会の要請に応えられる人材として「推論ー論証力」を鍛えていくアクテイブラーニングの必要性を、講義と演習を通して学びました。
【 IBL(Inquiry Based Learning)教育の特徴】
推論ー論証力を鍛える演習
①5~6人のグループ構成する
②役割決定(司会、記録、時計係)し思考プロセスをすすめる
③4つの思考プロセス(事実→仮説→必要な情報→調べる項目)
伊敷キャンパス花通信:7月
実は、下段の3種は7月が開花時期ですが、既に咲いているのは南国ならではでしょうか。夏に咲くのにハツユキとは(?_?)いかに?。
初雪が降った風情からなのだそうです。涼しげなたたずまいに癒されます。