本学と鹿児島銀行の共催事業「農業高校生と大学生の共同による6次産業化人材育成ワークショップ」の商品案審査会が天文館の「よかど鹿児島」で開催されました。

この審査会は、中西ゼミの2年生と県立市来農芸高校農業科の2年生からなる7つの混成チームが協力企業の（株）カミチクホールディングスより提示されたテーマに即した商品案を考案し、商
品化を競うイベントで、3名の審査員が各チームの商品企画書とプレゼンテーションを基に審査を行います。

　今年度のテーマは「市来農芸高校生の育てた農産物とカミチクホールディングスのホエイ（乳清）を使った農畜産業のイメージを覆す夏のスイーツ」です。各チームはこのテーマを深耕し発案
した商品案を商品企画書にまとめ、審査会に挑みました。

どのチームも、自分たちの考えた商品に対する思いがしっかりこもった素晴らしいプレゼンテーションを行いました。それだけに、審査員のみなさんもどのチームの商品案を商品化案として選ぶべきか悩ましいところだったと思います。

厳正な審査の結果選ばれたのは「のむポメイチゴ」。ホエイとイチゴ、サワーポメロの三つを使った夏バテ予防に効く冷たいドリンクです。

　この商品案を考案したグループメンバーの一人で中西ゼミ2年の水之浦暖音さんは、「とてもうれしいです。私たちの商品案がどのようなカタチになるのかとても楽しみです」と語っています。

　なお、今後、「飲むサワーポメロ」の商品化を進め、ユーカリ会館1階で開催予定の学内販売会（日時未定）と7/22（土）によかど鹿児島で開催予定の「鹿児島国際大学・中西ゼミプロデュー
ス！第3回みんなの高校生フェスタ」で販売予定です。