12月4日(水)、経営学科の中西講師は、桜島の鹿児島市立桜峰小学校の全校生徒21名を対象に、自身が高校2年生の時に経験した阪神・淡路大震災について語りまし
た。
この講演は、経営学科・中西ゼミが今年度から始めた小大連携事業「桜島大根プロジェクト」における、中西ゼミ・選抜チームと桜峰小学校の全校生徒が一緒に「自然がもたらす脅威」について学ぶワークショップの一環として行われたものです。
この講演の中で、中西講師は「災害は突然やってくるものであること」や「みんな自分は大丈夫だと思っていること」を伝えたうえで、「災害はお祭りではない」ことや「記念するものでも節目がくるものでもない」ことを強く訴えていました。
講演の後に開かれた小学生と大学生による討論では、低学年の生徒からは「怖かった」という感想が、高学年の生徒からは「災害はいつ来るかわからないし、状況把握も難しいので怖い。先生が話してくれたことを守りたいと思う」という感想が出され、小学生にとって大きな学びとなった様子でした。
※ 経営学科・中西ゼミと鹿児島市立桜峰小学校による小大連携事業「桜島大根プロジェクト」では、年2回、大学生と小学生が一緒に「自然がもたらす恵み」と「自然がもたらす脅威」について学ぶ計画となっています。