IUK NEWS

2023.06.08

経済学部

経営学科・中西ゼミの3年生、サウンドテーブルテニスに挑戦

6月4日(日)、経営学科・中西ゼミの3年生15人がサウンドテーブルテニス(STT)に挑戦しました。

STTは視覚障害者のために開発されたスポーツで、鈴の入ったピン球を互いに音を頼りに打ち合い、勝負競います。今回の取り組みは、STTを通して、視覚を奪われた状態で活動することがどのようなものかを体験してもらうことを目的としたもので、中西ゼミの3年生対象のコミュニケーション企画「視覚障害者と遊ぼう!」の一環として実施されました。

中西ゼミ生はみんな、アイマスクをしてピン球を打つのは初めての経験です。鈴の音を聴いても、なかなかピン球の位置を把握することができません。ピン球の場所がわからないと、ついアイマスクを外して目で確認してしまいます。それを繰り返しているうちに自分がいかに視覚に頼って生きていることに気が付きます。それがこの取り組みの狙いです。

中西ゼミ3年生の富園圭太さんは「この取り組みを通して、自分がいかに視覚に頼って生活しているかだけでなく、他の感覚の重要性にも気が付くことができた」と語っています。