IUK NEWS

2023.06.05

看護学部

看護学部開設記念講演会と内覧会を開催

5月27日(土)、北海道医療大学名誉教授 石垣靖子先生を講師にお招きし、看護学部開設記念講演会を開催しました。これから学生が実習でお世話になる、実習施設の臨床指導者、鹿児島医療センター附属鹿児島看護学校の関係者(副学校長:深野久美様、同校同窓会会長:江口恵子様)等、看護学部学生及び保護者の皆様、他看護職の皆様、総勢127名に参加していただきました。

石垣靖子先生の講演は「看護師として大切にしてきたこと これからの看護職にたくしたいこと」をメインテーマに、サブタイトルとして “患者を人として尊重すること‐ぺーシエントからパースンへの挑戦”という、90分間にわたる熱のこもった講演内容でした。先生の静かな口調とは裏腹な、これまでの看護への思いや挑戦の数々、そして中でも常に「ぺーシエント(患者)」ではなく「パースン(人)」として、尊厳をもった対象として接することを貫いてこられたことにエピソードを交えて、熱く語っていただきました。講演後、学生が代表し、講演の内容に感激したこと、これから歩んでいく看護職としての覚悟や思い、石垣先生の講演からしっかりバトンを引き継いでいきたいという思いを述べました。学生は入学してまだ2カ月足らずですが、石垣先生の講義を臨床指導者の方々、教員も一緒に聴けたことは、今後の看護学部教育の礎になったと感じた時間でした。

内覧会には、予定より時間が押したにもかかわらず、臨床指導者を中心に52名の方々に参加いただきました。堤学部長より人材養成像やカリキュラムの説明後、新館(創生館)2階看護技術実習室での最新の視聴覚教材・シミュレーターを使った授業のデモや、充実した学習環境をご覧いただき、看護教育の質の向上を実感しておられる様子でした。