第12回瀬戸内・松山国際写真俳句コンテストが開催され、国際文化学科3年の永仮源久さん（鹿児島中央高校出身）が英語課題句「観光交流都市等部門」で入選しました。写真俳句とは、写真と俳句を組み合わせた表現方法です。同コンテストは例年本学学生が取り組んでおり、本学の入賞者の数は年々増加。応募総数4,312 件のうち、過去最高の 2,483 件が英語で書かれた作品でしたが、今年は永仮さん含む3人が入賞しました。

永仮さんは「歴史ある建造物を拝見して日本の歴史を考えるだけでなく、自分のこれまでの人生や過去を振り返ることも出来たことが俳句ならではの良さだと思う。自分の良さや視野を広げることが出来ると思うので、皆さんもぜひ俳句を英語で作り新たな感覚を身に付けてみてください」と話しました。

毎年本学の共通教育科目「Japanology」を受講する3学部の学生約180人が英語俳句の書き方や作り方について学んでおり、実際に英語俳句に応募するだけでなく、授業外で本学学生が中学生・高校生の英語俳句コンテストにおいて二次審査に携わっています。

マクマレイ教授は「鹿児島の皆さんにとって、国際写真俳句や松山市の俳句に興味がある人々と繋がる事が出来る良い機会だったと思う。今年度も本学が主催する中学生・高校生英語俳句コンテストの応募者が昨年度以上に増加することを祈っています」と、コンテストに俳句を寄稿した学生へ感謝の言葉とともに締めくくりました。

【永仮さんの写真俳句】

on the road / the trend of the times and / old days

訳：道歩けば／時代と過去を／思い出す